カーインプレッション トヨタ 『ルーミー 4WD X”S”』  2017.05.27


二兎を追う者は一兎をも得ず
広さを追求して走りを捨てた ダイハツ製コンパクト
トヨタ『ルーミー』

兄弟車は、ダイハツ『トール』 トヨタ店/カローラ店『ルーミー』、トヨペット店/ネッツ店『タンク』 スバル『ジャスティ』

2017年3月に販売台数は、
ルーミー 8253台(15位)
トール 7614台(16位)
ルーミとタンク合算すると、2017年3月では5位くらいの販売台数となっている。

しかし、走りは期待出来ないためか
自動車雑誌や自動車専用サイトでは、あまり取り上げられることがない。

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簡単に説明すると、ダイハツ『ブーン』/トヨタ『パッソ』をベースに
ダイハツ『タント』のような高さのある箱型のボディを載せたクルマ。

いまどきのコンパクトカーは全長が3800mm以上はあるし全幅は1695mmで
このクルマは全長3700mmに全幅1670mmだから、
高さがあるだけで、広さに余裕があるわけではない。


特徴と言えば、小型乗用車の中で(軽自動車を除く)、
一番コンパクトなスライドドア付のクルマ(ソリオより1㎝短い)だと思われる

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助手席側のスライドドアは一番安いグレードでもパワースライドドアになっている。


子供や高齢者に優しい設計①
スライドドアからの乗り込みの高さは、366mm(トヨタルーミーのホームページより)
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子供や高齢者に優しい設計②
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スライドドアから乗る際に手すりがあるから
身長や体の動きが思い通りにならない方が、乗り降りするのも安心。


後部座席、上方にあるアシストグリップが省略されるコンパクトカーが多い中
運転席を除いて、標準装備
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地味な事かもしれないが、後部座席の人にやさしい設計を目指したのが判る

後ろの荷物用スペースも十分な広さだと思う。
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後部座席を起こしたまま一番前までスライドすると、こんなに広い
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ぶっちゃけ、座席たたむの面倒くさいから、これでいいよね


座席を倒して荷物スペース重視にした時も一工夫
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防水マットがついています。
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こんな感じ
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どうしても自転車載せたいけど、雨の日とかで濡れた時とかでも
これなら、安心して載せることが出来ますね。

ま!年に何回使うかわかんない機能だけど


この機能を使うには、
前席を前に出し、後部座席の背もたれを倒し、座席全体を床面に折りたたむという作業が発生する
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簡単に折りたためないし、ちょっとコツも必要だし、間違ったとこ引っ張ってしまったり
正直面倒くさいのだ!!

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前席をちゃんと前に出さないとヘッドレストが邪魔で座席を畳めない(ヘッドレスト取った方がいいのかな?)
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後部座席の座面は大きい。座面の高さがないのは、座席を折りたたむ機能のためかもしれない。
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荷物を載せない場合は、座席をいっぱいまで後ろにスライドさせれば
足元が広く取れるので窮屈だと思うことはないと思う。


っと、ここまで、このクルマがいかに後部座席に乗る同乗者や荷物を載せたりするのに良いクルマか
伝わったと思う。

その代償はこれだ
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前席の座面が小さい。足の短い私でも、膝の下あたりが浮いているような感じがして
乗り心地は良いといえないし、ホールド性はない。

運転席に乗るドライバーは、使用人なのだw

あと10㎝くらい車両を長くして運転席の快適性も上げたほうがいいんじゃないだろうか。


運転席からもっとも視界に入るディスプレイには、時計が表示されている
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送迎時間を守らなくてはいけない使用人に優しいデザインである。


小さい座席のおかげで、軽トラックのような運転姿勢を求められる中、
速度メーターを読むには、目線を下ろさないといけない
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1000㏄でパワーがなくてスピードも出ないから、速度メーターはあまり見なくてもいいという
安心設計かもしれない。

そうそう
1tを超えるボディーに軽自動車のターボのようなパワーだから
追い越しなんてしようと考えないでくださいね。


巨大な、エアコン吹き出し口が気になるなぁ、センターメーターを採用したほうが良いのではないだろか。
あ!それだとソリオと同じデザインになっちゃうか。


っと、ここまで辛口になってしまったのは、運転好きなドライバーの事はあまり考えられていないからかな。

そりゃ、毎日高級外車乗ってる自動車評論家が乗りたがらない、または辛口評価しかしないため
あまり雑誌やインターネットサイトでこのクルマを見かけない訳だw



でも
多くの人が購入し売れているんです。こういうクルマが。

日本人の多くが、〇ォルクスワーゲン✖ルフみたいな運転者の事を第一に考えたクルマに
乗りたい思わないって事ですね。
それを、神様のように評価しても、クルマに興味を持つ人は増えてこないでしょうね。

この国の神は、△イエースやセ◎ナのようなスライドドア付き、箱型車なのだ!!


っと 脱線してしまってスイマセン。


オートライトも標準装備。夜間やトンネルでうっかりライトを付け忘れを防ぐ優しい装備。
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スマートエントリーも標準装備なのは、買い物や、子供を抱っこして手が塞がってしまっても
ロックの施錠したり開錠する事が出来る。主婦または主夫に優しい機能
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運転席と助手席は別れていて、後部座席へウォークスルー出来るようになっている。
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先代のクーやbBは男女がイチャイチャ出来るベンチシートになっていたが
今回は、子育て世代を意識したので、お母さんがチャイルドシートに載せた子供をみやすい用に
セパレートタイプのシートになっているのだ。

又は、運転席と助手席に座る男女の間はカバンや荷物が置かれ適切な距離感を保つようにされている。


最後に、トヨタ製コンパクトスライドドア付車『シエンタ』と後ろの開口部を比較してみた
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ルーミーのほうが、中央部に行くほど下側に開口部が大きく取られている事から
自転車を載せやすい事が判る。

シエンタの開口部は、ただ広いだけで3列目を起こした状態だと、
肝心の車内にあまり荷物を置くスペースがない。


シエンタは、運転席は低くドライバーの事も考えられた走行性能をもっているが
2列目の居住性や荷物を天井の高さや荷物を載せるためのシートアレンジを考えると
ルーミーのほうが優れている

結果、3列シートをほとんど使わない事が考えられるなら、
ルーミーを選択したほうが良いかもしれない。

こうして比べてみると
ダイハツの方が主婦目線でクルマが作られていると感じる。


私は、シエンタの運転席のほうが良いと思いますけど。






冬が来る。
MRS20150322
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